論理の感情武装

PDFに短し、画像ツイートに長し

『WUG関連楽曲解説』とSNSと私

イルリキウムです。

声優ユニットWake Up, Girls!(以下、WUG)を追いかけて5年余り。
そんなWUGライフも、残すところおよそ4ヶ月となった。

 

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2018年6月下旬。解散の報を耳にした私の友人Mが、WUGに興味を示した。
「誰が歌っているのかは気にしていなかったけど、『少女交響曲』が元々好きだった。もっと他の曲も聴いてみたい」と彼女。

私は、おすすめ曲を選別するストレスを端から回避し、WUGにまつわる楽曲を全部まとめ、彼女に押し付けることにした。
そして、その付録として制作したのが、『WUG関連楽曲解説』である。


同一曲のver.違いは1曲としてカウントした上で、88曲をリストアップし、レイアウトを決めた。
当初は、A4に2.5曲/頁くらいの割合をイメージし、解説部分を書き始めた。それでも36頁に及ぶ。1週間で仕上げたいが、1日にそれほど時間は取れない。長丁場になりそうだ、と感じた。

初めに異変が訪れたのは『リトル・チャレンジャー』の項だ。思うことをつらつらと記していたら、予定を超える文量になってしまった。
まあ、長くなる分には構わないだろう。漏らさず読んでもらう必要もない。そう思って、キーをタイプし続けた。

 

少女交響曲』や『Beyond the Bottom』では楽理的解析に手を出し、『運命の女神』や『レザレクション』ではアニメ本編のネタバレをふんだんに盛り込んだ。

というように、好き勝手に書きたいことを綴った結果、見立てを大幅に超過する55頁のレヴューが完成した。

編集時間はおよそ7200分。不思議と疲れは無かった。

無事、友人Mに楽曲+解説セットを渡し、それで終わりでもよかった。
ただまあ、たくさんのブログさまやインタヴュー記事から引用しながら、精魂込めて形にしたものである。せっかくなので他の人にも見てもらおう。
そうして私が白羽の矢を立てたのが、現実世界での友人・らゅしあ氏(@Astro_phom)である。

彼は、一読し「これはどこかで公開すべき」と進言してきた。
私は怖気づいて、そんな大勢に受け入れてもらえるような代物ではないだろうし、公開の予定は無いのだけど、という旨を伝えた。

しかし、他のワグナーの反応が見てみたい気もする。
これをネタに、色んな楽曲を聴き直す潮流が出来たら、それほど嬉しいことはない。

そう考え直し、「公開できるように改変するから、好きなように拡散して」と彼に返信をした。

 

 

当時、私はSNSの類にめっぽう疎く、当然のようにTwitterにも触れたことがなかった。
だから、「かなり反響がある。公開してよかったという感じ」と彼から連絡を受けたときも、それがどれほどのものなのか、いまいち見当がついていない、というのが正直なところであった。


そんな中、「Twitterやってないんですか?」という連絡がちょこちょこあった、と彼が教えてくれた。
私はこの段階にあっても、まだTwitterを始めることを渋っていた。彼も私のスタンスを知っているので、無理には勧めてこなかった。

だが同時に彼は、楽曲解説を読んでくれたであろう方々のツイートをスクリーンショットで添付していた。
それを読んだ私は、いよいよ意識改革を迫られる。

せっかく好意的な反応をもらっているのに、お礼の一言も伝えないのは失礼だろう?

 

こうして私は、Twitterアカウントを開設した。7月8日のことである。

 

 

別にWUG専用のアカウントではないので、好きな曲の話もすれば、スポーツの話、専攻の話もバンバンする点、ご容赦願いたい。

 

「好き」に裏付けを持たせるため、私は言葉にすることを選ぶ。

PDFファイルとして公開するほどでもないが、画像にしたら4枚じゃ収まらない。そんな内容のときは、このブログを利用したいと思う。

 

WUGが繋いでくれた縁に、心から感謝する。

 

※『WUG関連楽曲解説』は下のリンクから(Yahoo!ボックス)。
https://yahoo.jp/box/Kg-CXx