イルリキウムです。
私はペンシルパズルが好きだ。
紙に印刷された盤面に、自ら文字や印を記入して解いていくパズルを「ペンシルパズル」(略してペンパ)という。
誰しも、書店などでパズル誌を見たことはあると思う。
基本的に、ああいう雑誌に載っているのが「ペンパ」である。
季刊誌『ニコリ』をご存知だろうか?
一般的にナンバープレイスと呼ばれるパズルを「数独」として世に知らしめた、パズル専門集団・ニコリ。
私は、彼らが年4回刊行しているそのパズル本を、何度も読んで、解きまくっていた。
そうなると、もちろんパズル制作にも興味が出てくる。
何においてもそうだが、一からモノを作る、というのは難しい。
ペンパ制作の場合は、まず、その解法に習熟している必要がある。
更に、別解が出ないような盤面にせねばならない。
これが曲者である。
『ニコリ』本誌にも、稀にだが別解のある盤面が掲載されてしまうことがある。
プロでも見落とすことがあるのだ。
その点、「カギ」が存在するクロスワードには別解が出にくい。
加えて、言葉を武器とするパズルのため、特定の要素を組み込みやすい。
もっと言うと、知名度が段違いに高く、ルール説明が要らない。
(例えば「ましゅ」なんか作っても、普通ルールを知らないしペンパ愛好者しか喜ばない)
というわけで、この度【Wake Up, Girls! クロスワード】を制作した。
もちろんWUGにちなみ、7×7の盤面としている。
私はペンシルパズルが好きで、クロスワード制作が趣味のひとつです。
— イルリキウム/43Tc (@I_verum43) January 1, 2019
というわけで、毎年「年賀クロスワード」を友人に送りつけています(迷惑)。
思い立って、WUGにまつわる言葉を多く盛り込んだクロスワードを作っていたのですが、こだわりすぎて頓挫しました。黒マスルールが私を苦しめる……。
ちなみに、年始の念願を叶えたことになる。
では、クロスワードの答えを掲載し、カギそれぞれについて一言ずつコメントをしていこう。
完成盤面は一番下へ。
■タテ1. 山下七海の出身県
徳島(トクシマ)県。メンバーのプロフィールとしては初級編だったか。
先日のフジテレビ系「99人の壁」にて、26番の札を身につけた彼女が徳島県というジャンルを背負っていたのは記憶に新しい。
徳島といえば山下七海、山下七海といえば徳島である。
■タテ4. ミラクル☆キラッツの一員。青葉――
青葉りんか(リンカ)。
当初はみらいとえものマネージャとして活躍、のちにプリ☆チャンデビューし、彼女らとユニット「ミラクル☆キラッツ」を結成する。
CVは、Run Girls, Run!・厚木那奈美。
■タテ6. ♪未来と――ツナグ Twinkle star
今(イマ)。
『Polaris』の冒頭にある一節である。
人吉(ヒトヨシ)。
「温泉むすめ」として青山吉能が演じる人吉青井。その名は、青井阿蘇神社で名高い人吉市青井町に由来する。
■タテ8. 永野愛理演じる”メイド”の卵
ルクル。
舞台『Stray Sheep Paradise』であいちゃんが切り拓いた、金髪のポジティヴ娘という新境地。
再演での活躍も期待される。
■タテ9. ――食堂 デスマーチからはじまる――狂想曲
異世界(イセカイ)。
前者は犬塚惇平、後者は愛七ひろによる、オンライン発のライトノベル作品である。
アニメ化の際、WUG(およびWUM)がタイアップとして主題歌を担当、
『One In A Billion』も『スキノスキル』も、彼女たちの幅を大きく広げてくれた。
■タテ11. 東北楽天の背番号5
茂木(モギ)栄五郎。
モギ! モギ! モギエイゴロウ!
■タテ12. 数々のラジオで――スキルが磨かれました
トーク。
WUGちゃんたちの魅力を世間に知らしめるのに、ニコ生やラジオの役割は大きかったように思う。
それは彼女たちにとってもプラスに作用し、みるみるトークの腕は上がっていった。
■タテ14. 『希薄』etc.を手掛けた俳優集団、――( )
ナナシノ。
日野祥太・矢野竜司・植田恭平による「ナナシノ( )」(ななしのかっこ)。
彼らの舞台『希薄』には、まゆしぃも参加していた。
なお、6月25日に解散を電撃表明。それぞれの道を歩みはじめる。
■ヨコ1. まゆ かや みゆ
TWiLiGHT(トワイライト)。
ファミ通制作のニコ生『WUGちゃんねる!』内で結成された、吉岡・奥野・高木によるユニット。
もやごぼ、ちゃーむずに比べて話題になることが少ない気がするのは私だけだろうか。
■ヨコ2. 伝説の「――人のアイドル」、それがWUG
七(シチ)。
「七人の侍」を元ネタにしているため、ここは「しち」と読ませたい。
3次元のWUGは、声優ともアイドルとも、どんな枠にも留まらない存在だという気がしている。
■ヨコ3. 飼育員殺害には虎のミナミの――が疑われる
関与(カンヨ)。
一般名詞をむりやりWUGに結びつけたパターンのカギ。
ライオンのマユや、サメのアイリなどの関与も同時に疑われている。
■ヨコ4. 『――・チャレンジャー』
リトル。
I-1clubの初期楽曲であり、ライブでも度々披露された、力強いアイドルソング。
ジャケットに描かれている4人、強いよなあ……。
■ヨコ5. 『Wake Up, Girls! -リーダーズ-』の作画担当
柏木香乃(カシワギカノ)。
いい作品なのにさあ! なんで2巻から電子版しか出ないんすか! 採算!? しょーがないけどね! 絶対的単行本派の私みたいな人困るでしょおおおお
■ヨコ7. 永野は田中より身長が高い? 低い?
低い(ヒクイ)。
クロスワードにはあるまじき、形容詞という荒業。しかも2択。
プロフィールでは、それぞれ153cmと156cmである。最近の写真を見ても、順位に変動は無さそうだ。
年長陣が小柄ってのが……良いんですよね……。
■ヨコ8. ベルギー代表のサッカー選手。走る理不尽
ロメル・ルカク。
ごめんなさいコレに関しては一切WUG関係無いです。
■ヨコ10. 青山「――大事」「歩いたら――」(公式ブログより)
セーブ。
ゲームの途中で記録を残すことを言う。
■ヨコ13. かやたんのお姉様
奥野愛(マナ)。
イーハトーヴシンガーズ第5回定期演奏会・盛岡公演では司会進行を務め、
会場に押し寄せたワグナーたちは度肝を抜かれたという。
8/3Sat.には東京公演を控えているのでお時間ある方は是非!